「ハングルを学ぶ会」について
T.I.
「ハングルを学ぶ会」は、韓国の「善き牧者教会」との交流を契機として始められました。私は、終わりの年の最後に参加しただけですが、楽しい会でした。しかし講師を務めてくださっていた「季京彦さんが、博士の学位を取得され、帰国されることになりました。いったん会を閉じるのはやむを得ませんでした。その後、新型コロナ禍が流行ありました。それが一段落したところで、学びを再開したいと考えました。今回何より嬉しかったのは、講師をお願いした金子京子先生が、快諾してくださったことです。
今回の会では、讃美歌をハングルと日本語で歌います。みなさんよくご存知の「主我を愛す」です。これをハングルと日本語で歌います。次に「日常会話の基本」を学びます。挨拶の」言葉、最近で「うそ」「いいなあ」「なんとまあ」など韓国語の相槌や感嘆詞を学びました。次に聖書の言葉をハングルで音読します。テキストは、「テサロニケの信徒への手紙1」です。まず先生の発声を真似て、ハングルを読みます。基礎知識なしに、と驚かれるでしょう。ですが、すずめの学校の生徒になって先生を真似てピー、ぴー、と声を出すだけでいいのです。聖書という共通のテキストがあるので、その気になれば、予習・復習も自由です。毎回「宿題」としてみなさんにおすすめしていているのは、音読した聖書の箇所を筆写することです。目、耳、口、そして手が連動するようになるといいですね。学ぶ、ので勉強ですが、「筋トレ」の部分もたくさんあります。今からでも老若男女を問わず、またハングルの知識の有無を問わずに参加できます。
「ハングルを学ぶ会」発足機となったのは「善き牧者教会」との交流ですが、嬉しいことに2月22日から23日に同教会の金多偉牧師ご夫妻、曺紗玉先生らが塚口教会を訪問してくださる予定です。久しぶりの再会です。
塚口教会から「善き牧者教会」を訪問されたみなさんは、礼拝出席者の多い事、熱気あふれる賛美の声に感動したことをおはなしくださいます。韓国は、今や世界の代表的なキリスト教国です。どのようにしてそうなったのでしょうか。国境をこえた主にある交わりを感謝し、再会を待ち望みましょう。