最近特に思う事

                                 K.F.

 

 2024年の酷暑時には、真剣に考えましたのが、今年ははたして秋が来るのかと、あの美しい紅葉が見られるのでしょうかと、心配をしましたが、少し遅れはしたものの、見事に色づいて居りまして安堵しました。(さて)この頃は時の流れが速く、一日がとても短く感じるのです。2022年に主人を病気で亡くしまして、今は一人暮しをして居りますが、一日があっと云う間に過ぎ去ります。特に外出をしないで家にいる時に感じるのです。

どういう事でしょうと、同年齢の親しい友人にたづねてみましたら、全く私と同じ経験をされていました。私は長年診察して頂いていますお医者さんに冗談まじりにお話をしてみましたら、それは貴方の体の動作が遅くなってきて機敏に用事が出来なくなったり、判断力の低下や、又時には食後にうっかり居眠りをしてしまう事などで、気がついたら時計の針はどんどん進んでいて、一日が早く感じるのだそうです。

又高齢者のことになりますが、先日も認知症のお話の番組で、「「高齢になりますと、今のことはあまり話さなくて、昔のことばかり話します」、とご家族の方はおっしゃいますが、その昔話をすることが頭の体操になって大へんよろしいのですよ、思い出してどんどんお喋りするようにしてくださいね」と云うことでした。

考えてみますと、私もこれからわずかの人生ですが、昔の事を思い出して、良い事も悪い事もお喋りすることにします。幸い教会につながらせて戴いていますお陰様で、自宅でお祈りをいたします。その時に、神様にたっぷり、昔話をする事に致します。神様は人を平等におつくりになられている事を感じます。どんな人にも必ず、艱難辛苦があり、艱難汝を玉にすと云う言葉通りです。

阪神大震災が起こりまして我家も住めなくなり大へんな試練を受けました時に、教会の礼拝堂で、よく牧師先生が次の聖句を通してお説教をしてくださっていましたのを思い出します。

コリントの信徒への手紙 10章13節

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」

 この聖句に助けられまして私は毎日を感謝で過ごさせて頂いて居ります。